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現代企業の組織デザイン 戦略経営の経済学
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 114929 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 3,360 (税込)
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これは組織の論文ですね
タイトルにある組織デザインに関する考え方を参照しようとして本書を手にした。感想としては下記3点。
・観察的記述が多くメッセージがわかりにくい
・事例とコンセプトが混在しており、どちらの話をしているか混乱しやすい
・コンセプトが抽象的すぎ納得感が得られにくい
まず観察的記述についてだが、一例としては、組織の分類法の一つとしてPARC(P: People, A: Architecture, R: Routine, C: Culture)という言葉を挙げているのだが、そこから話が深くならない。あくまで、「そういう分類がある」というにとどまる。
事例とコンセプトの混在については、読めば読むほど混乱に陥りやすい。もう少し明確な区分があった方が読者としては助かる。
コンセプトについては、「コヒーレント」「非凹型」「非凸型」など組織の記述としては新奇な言葉使いが多く理解することが難しいという印象を受けた。
全体として、組織に関する高度な論文のような構成になっており、組織学を専門にしている方には充実した内容になっていると思われるが、実務レベルでは活用は難しいと感じた。
読みごたえあり
環境変化や戦略と整合的に組織をデザインせよというこの本のメッセージは、あらためて参考になった。IT投資やJIT方式の採用を個別に行っただけでは、企業の業績を高めることはできない。要は、組織を全体的に、しかもコヒーレントに変えなくてはならないのである。この本では、ケースが豊富に利用されている。しかし、新しい経済学を応用しているので、われわれのようなビジネスマン向けにもっと親切な説明がほしい。経営のエッセンスを知るうえでためになり、読みごたえもある。正直言えば、この本の内容をもっとやさしく解説した本が、あるとうれしい。
組織の経済学に比べ理解が難しい
この本は洋書原本を読んでも、そもそも理論書なのか、実務家向けの一般書に毛が生えた本なのか、表現が難解な部分があり理解しづらい。訳者も苦労したのであろう、訳書についても何度読んでも理解しにくい箇所が散見される。一般のビジネスマンが実務書と勘違いしてこの本を買って読んでも無駄な気がする。もう一度著者とミルグロムの共著『組織の経済学』(訳がよい)を読んだ上で、暇がある人がじっくりこの本を読むと、著者が何を言いたかったのかがよく分かる。スタンフォードの制度経済学者が考えることはじっくり読まないと理解しづらいのである。
NTT出版
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