矮性のジューンベリーというのはありませんが、ジューンベリーの中でも、比較的、樹高が高くなる品種(シンボルツリーに向いていて、5〜8mになるもの)と、そこまで大きくならない品種(〜5mくらい)がありますので、品種を確認してから買うことだと思います。〈樹高が高くなる品種〉「オータム・ブリリアンス」‥‥秋の紅葉が真っ赤でとても美しい!「プリンセス・ダイアナ」‥‥秋の紅葉が真っ赤でとても美しい!「ロビン・ヒル」‥‥花色がピンクの品種「カナデンシス」〈樹高が上記品種より低い品種〉「リージェント」「スモーキー」「ティッセン」「ハニーランド」「ネルソン」「サクセス」「ペンビナ」また、ジューンベリーは新梢の先端に花がつくので、剪定をせず放任すると枝はドンドン高くなります。しかも、古い枝になると実がつきにくくなりますので、どんな品種でも剪定は必須です。それから、株立ちより、1本立ちにしたほうが、同じ品種でも樹高が高くなります。低くしたい場合は、「あまり高くならない品種」を「株立ち」で育てて、さらに「剪定」をすることです。余談ですが、実付きの良し悪しは、同じ品種内でもかなり個体差がありますので、実付きの悪い樹の場合は、植えてあるジューンベリーの品種とは違う品種のジューンベリーを近くに植えると実付きがよくなります。矮性がないというと語弊がありましたね・・・今、矮性とうたわれて出回っているジューンベリーも放任すれば樹高が高くなります。例えば、ジューンベリーの中で樹高が最も低い矮性品種として出回っている「アメランチャーアルニフォリア」も放任すれば3〜4mになります。「樹高2mほど」というのは、株立ちにして剪定をすることが前提の樹高ですので(矮性とうたうと売れますからね〜。環境により樹高が高くなることがありますと言えばクレームもきませんし^^;)、お庭に植えるのでしたら、ジューンベリーに剪定は必ず必要になります。
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